雨の日シリーズ/国産型押しレザー
「雨の日も」で始まるアイテムに使用しているのは、国産の型押しレザ-です。
実は、雨の日シリーズのために特別な防水加工を施した革ではありません。以前から27bagで使用していました。
本革は雨に弱いというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、革によって水への反応は異なります。この革は革表面から水が染み込みにくく、濡れてもすぐに拭き取ればシミになりにくいため、「雨の日も」使える革としてご紹介しています。
質感
柔らかすぎず、硬すぎない、程よい質感。
切り出す部位によって硬さに多少の違いはありますが、「硬い革が苦手」という方にもおすすめできる使用感です。
この革を使ったアイテムの動画です。
革の質感をご覧いただけます。
表情
天然皮革は、革の種類や部位によって、シボの大きさや傷、色ムラなど、さまざまな表情が現れます。
例えば、下のリンク先で紹介している革は、部位による表情の違いが大きいです。
▷ イタリアンレザー/ネブラスカ
https://www.creema.jp/item/20666843/detail
一方、雨の日シリーズの革は、表面の表情が比較的均一。個体や部位による違いが全く無いわけではありませんが、どのアイテムも写真のイメージに近い雰囲気に仕上がります。
※ただし、色味についてはご覧になるモニターやデバイスの設定次第で変わる場合があります。
こうした均一な革の表情には、色づけの方法も関係しています。
この革は、染料と顔料を使って色づけされています。
顔料仕上げは、顔料と樹脂などを使って革の表面に薄い膜をつくる方法で、革の傷や色ムラをある程度カバーし、均一な表情に仕上げる効果があります。
ただし、ペンキを塗ったような印象になることもあり、好みが分かれる仕上げです。
その点、雨の日シリーズの革は、顔料を使いながらも自然な雰囲気が残っているように感じています。不自然にツヤツヤすることなく、落ち着いた表情が魅力です。
基本的に均一なシボですが、部位によって粒感に多少の違いはあります↓
下の写真は、「トラ」と呼ばれるシワ模様。
好き嫌いがあるかな?と思うので、背面に使うことが多いですが、アイテムに仕立てると、とても洗練された雰囲気に仕上がります。
経年変化
使い込むうちに自然な艶が生まれますが、生成りのヌメ革のような劇的な色の変化はありません。
そのため、革の経年変化を楽しみたい方には少々物足りないかもしれませんが、「使い始めの革の色をできるだけ保ちたい」という方にはぴったりです。
下の写真は、使い込んで少しツヤが出てきたバッグ。劇的な経変変化はしない革ですが、使い込むうちに生まれる自然な艶が魅力です。
傷
動物の皮から作られる天然皮革には、もともとの傷やシワなどが残っています。
雨の日シリーズの革は、目立つ傷が比較的少ない革です。それでも、小さな傷などが含まれる場合がありますのでご了承ください。
傷や色ムラが比較的少ない革ですが、掲載写真のように小さな傷などが含まれることがあります。
下の写真のような部位は、強度に問題が無ければ、内側や底など目立たないところで使用することがあります。
お取り扱い・お手入れ
雨の日シリーズで使用している革は、爪などによるひっかき傷が付きにくく、革表面からの色移りもしにくいのが特徴です。
革の表面に水滴が付いても染み込みにくく、拭き取った後もシミが残りにくいため、雨の日のお出かけにもお使いいただけます。
普段のお手入れはブラッシングや柔らかい布での乾拭きで十分です。
カビ予防のため、風通しの良い場所で保管してください。
その他
革表面からの水の吸い込みはないですが、革の裏面や切り口の断面からは水を吸い込みます。そのため、バッグの中にまで雨が入り込むような大雨の日は、ご使用を避けていただく方が安心です。
また、革の切り口の断面を強くこすると色移りする場合がありますので念のためご注意ください。
とはいえ、私自身は気にせず淡い色の洋服と合わせて使用しています。今のところ色移りなどのトラブルはなく、気軽に日常使いしています。
この革を使用しているアイテム


